2020-01-01から1年間の記事一覧
なぜ「編集者」の時代なのか いまは「編集者」の時代と言われています。 もう少し正確に言うと、「編集思考」の時代であると。 これだけではなんのことかわかりませんね。 そこで、一般女性誌、F1の専門誌、食の専門誌、そして美容の専門誌といった、編集者生…
原理原則とは? 経営は原理原則で成り立っています。原理原則を忘れたとき、経営は破たんします。 では、原理原則とは何か、ということです。 さっそく説明しましょう。 原理原則とは、こういうことです。 たとえば、儲け(利益)とは、お客様の満足の総量で…
いろはにほへと・・ 今回は「いろは歌」を取り上げます。ご存知、いろはにほへと‥‥で始まる歌です。 取り上げる理由は、美容業の本質にかかわることで、この歌の内容を知ることによって、対個人接客サービス業である美容業の大きな可能性に気づいてほしいと…
なぜ経営計画が失敗に終わるのか 私自身お金で苦労しましたから、何度でも申し上げます。 いま経営者にとって大事な視点は、売上よりも利益だということです。 売上ほどあてにならないものはありません。よく経営計画書を作って、スタッフはもとより金融機関…
まさに本が立ち現れる 本屋へぶらりと立ち寄ったときに、ある雑誌の特集のタイトルが気になって衝動買いをしてしまいました。 まぁ、ネットでの購入が当たり前となりつつあるなかで、私はずっとリアル書店体験をしています。本屋さんへぶらりと立ち寄り、そ…
最適な評価メジャー 美容室の生産性を測る最適な評価メジャーは「人時生産性」です。 売上から材料費(変動費)を差し引いた粗利益に対して、スタッフは1時間当たりどれだけ稼いだのか、それを表す指標が人時生産性なのです。 人時生産性を求める計算式は次…
経営者の3大お悩み事 会社のお金の流れを知って、モヤモヤとした経営の悩みから解放されましょう。 だいたい経営者のお悩みは大きく分けて次の3つです。 人がいない お客がいない お金がない まさに「ないないづくし」に経営者は置かれています。 しかし、お…
死ぬときに後悔すること いきなり青臭い質問をします。 「あなたはなんのために生まれてきたのですか?」 自分探しではないですけど、いくつになってもこの質問はインパクトがあります。 たとえば『死ぬときに後悔すること25』なんていうタイトルの本があっ…
拉致されました! このテーマで前編・後編をお伝えしました。これで終了するつもりだったのですが、急きょ[番外編]として、じつは動画でお伝えしようと思います。 というのも、こういう事件があったことがきっかけでした。 ある日、私はクルマで拉致(らち)…
目の付けどころが改善点 前回の続きで、今回は実際に数字を当てはめていってみますね。理解がグッと早くなります。 少々長めの文章ですが、ぜひお付き合いください。 その前に、繰り返しますが、大事な5つの項目です。 売上 粗利益 固定費のなかでも人件費(…
売上よりも利益が大事 コロナ禍の今、大事なのは売上よりも「利益」であるということを再認識できたことが、コロナ以前との大きな違いでしょう。 売上至上主義というのは、高度経済成長期やバブル経済期に出来上がった神話と言っていいでしょう。 利益が出な…
使えるものは使う 新型コロナウイルスに対する政府の対策には批判も多いですが、この悪化した状況を乗り切るには、自分が使える制度を探して、使えるものは使うことが大切です。 政府が打ち出した緊急経済対策は、返済不要な持続化給付金、持続化補助金、家…
二項対立の状態 再び「哲学」を取り上げます。 しつこい? 経営に関係ない? 理屈っぽくていやだ? 難解だ? いやいや、確かに取っつきにくいところはありますが、結論から申し上げれば、哲学は自らを助けてくれるんですよ。自分を、組織を、事業を、守る。…
実学に役立つ「哲学」 私が発想をしたり物事を考えるうえで、常に重要な背景にあるのが、哲学です。 といっても、人生哲学といったり、経営哲学といった、便利で安直に使用されるものではなく、純粋に学問としての哲学です。 もちろん学問とはいいながら、実…
矢野経済研究所の理美容の市場規模 どこかの業界誌で取り上げたのかな? 私はまったく業界誌は見ないのでわかりません。とにかくここで取り上げるのはタイミングがずれていると思いますが、理美容業界の現在地を知るということで、矢野経済研究所の「理美容…
大手弁護士法人の闇 大手弁護士法人(東京ミネルヴァ)が破産しました。弁護士法人でも破産するのかと正直驚いたのですが、もっと驚いたのがその負債額です。 51億円。 弁護士法人では過去最大の倒産です。過払い金利の返還で、依頼者に支払われるべき過払い…
緊急対応/新たな日常への移行/適応 持続化給付金の不透明な外部委託の問題で安倍政権のアキレス腱にもなりかねない、そんな揺れに揺れている経産省ですが、そんな折も折、大変興味深いレポートが提出されました。 経産省は6月17日、「新型コロナウイルスの影…
ビジョンとは? 従業員のモチベーションを鼓舞し、一体感を醸成し、その後の戦略策定にぶれることなく確実な方向性を示すもの、それが「ビジョン」です。 こういうコロナ禍においても好業績を挙げ続ける企業は、いずれもこのビジョンがしっかりと策定されて…
これがペルソナのシナリオだ 前回の続きです。 ペルソナとはどんなものか、巷間言われているペルソナがなぜダメなのか、結論をいう前にまずはペルソナの見本シナリオを掲げましょう。 これが「ペルソナ」です。(※拡大してご覧ください。PCのほうがキレイに…
アフターコロナでサロン経営は激変します。 現在はwithコロナ。すでにパラダイムシフトは始まっています。 どう激変するか? 結論から言えば、次のとおりです。 withコロナで激変したこと。(ということは、そのままアフターコロナにおけるスタンダードにな…
withコロナの現在、経営者は多くの、そしてビジネスの根本を学んだ、あるいは学びつつあるのではないでしょうか。 まだまだ予断は許されません。政府の政策対応にイライラし、時には悲嘆にくれたとしても、緊急融資などで急場をしのいだ人も多くいると思いま…
憲法違反がまかり通る 休業要請に従わないパチンコ店がやり玉に挙がっていますね。 各県の首長が店名を公表してさらし者にする。それを自粛ポリスなる輩が出現して抗議をする。 これって、いくら首長の権限でやっていいとはいっても、はっきり言って憲法違反…
本を読まなくなった日本人 いま、SNSでやっている本の紹介バトン。私にはバトンが渡ってきそうもありません。なぜかと問われれば明確には答えられないのですが、確信に近いものがあります(笑) そこで、独りバトン回しで私のおススメ本を紹介してみようと思い…
ポストコロナ(コロナ後)を見据えた経営・ビジネスとは? オンラインでセミナーを受講しました。非常に啓発されることが多かったので、それに関連したことを書きます。 セミナーの結論を先に言ってしまえば、デジタル社会が今後は一気に加速するということ…
遅い、ショボい、ポーズだけの経済政策 これで日本政府の方針がはっきりしましたね。 一言で言えば、潰れるものはつぶれてしまえ、そんなところに財源を充てる余裕はないと。なぜなら緊縮財政だから。プライマリーバランス(基礎的財政収支)が大事だからと…
緊急事態宣言の延長は約1カ月延長され、5月31日までとなりました。 これ以上の延長は、経済活動の死を招き、同時に自殺者の数を増加させます。 もちろん、休業補償がなされればそんなことにはなりませんが、政府の「これ以上はカネ出さねぇ~」といった緊縮…
まさにハムレット状態 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」 有名なハムレットのセリフです。追い詰められた極限状態でこのセリフがハムレットの口から出てきます。 いよいよ追い詰められて、生きるか死ぬか、その分岐点にさしかかったようです。 緊急…
コロナ禍という意味を考える コロナ禍の渦中にあって、コロナ後を考えるなんて、とてもそんな余裕はない。今は生きるか死ぬかの瀬戸際なんだ。そんな悲鳴が聞こえてきそうです。 もちろん、承知しています。事業をたたんでしまうという選択をした人(はたし…
日々刻々と政府の方針は変節し、新型コロナの感染者数は増加するばかりです。非常事態宣言の発令を待ってましたとばかりに感染者数が急増。これは非常事態宣言と大幅な自粛要請がまったく感染拡大に効果のないことを証明しているんじゃないでしょうか。私は…
最後の文章は怒りを発しています。嫌な人はスルーしてください。 自粛対象施設が東京都と国とで食い違っていて、当初「理髪店(なんだろう、この昭和レトロな言い方は!)」は東京都では対象だったものが、国は対象外だという。 まったくふざけた話で、事前…