Suzu Masa ブログ

辛酸なめた男が美容室「経営」をリアル・ガチで語る

美容室経営

何がホントウで何がウソか?!

最大のネックである採用 美容室の事業規模拡大にとって最大のネックは人の採用でしょう。 この度、株式をマザーズに上場した某美容室。 某業界ジャーナルには、こんなことが書かれていました。 スタイリストファーストを企業理念に、平均より高い報酬を出し…

【美容室の解決すべき根本問題】<後編>

100年遅れの営業スタイル マーケティングを語らせたら業界で私の右に出るものはいないと自負するSuzu Masa です:笑 まず、前回の復習です。 マーケティングの神様コトラーのマーケティング・テーゼの変遷です。ここをしっかり押さえておきましょう。 ・マー…

美容業の本当の豊かさは「いろは歌」が教えてくれる

いろはにほへと・・ 今回は「いろは歌」を取り上げます。ご存知、いろはにほへと‥‥で始まる歌です。 取り上げる理由は、美容業の本質にかかわることで、この歌の内容を知ることによって、対個人接客サービス業である美容業の大きな可能性に気づいてほしいと…

目からウロコ お金の話

なぜ経営計画が失敗に終わるのか 私自身お金で苦労しましたから、何度でも申し上げます。 いま経営者にとって大事な視点は、売上よりも利益だということです。 売上ほどあてにならないものはありません。よく経営計画書を作って、スタッフはもとより金融機関…

ミッションこそ最高のブランド

まさに本が立ち現れる 本屋へぶらりと立ち寄ったときに、ある雑誌の特集のタイトルが気になって衝動買いをしてしまいました。 まぁ、ネットでの購入が当たり前となりつつあるなかで、私はずっとリアル書店体験をしています。本屋さんへぶらりと立ち寄り、そ…

しつこく「人時生産性」と美容経営の新常識

最適な評価メジャー 美容室の生産性を測る最適な評価メジャーは「人時生産性」です。 売上から材料費(変動費)を差し引いた粗利益に対して、スタッフは1時間当たりどれだけ稼いだのか、それを表す指標が人時生産性なのです。 人時生産性を求める計算式は次…

個人事業主、フリーランス理美容師に朗報/国保の減免措置

使えるものは使う 新型コロナウイルスに対する政府の対策には批判も多いですが、この悪化した状況を乗り切るには、自分が使える制度を探して、使えるものは使うことが大切です。 政府が打ち出した緊急経済対策は、返済不要な持続化給付金、持続化補助金、家…

再び、経営と哲学

二項対立の状態 再び「哲学」を取り上げます。 しつこい? 経営に関係ない? 理屈っぽくていやだ? 難解だ? いやいや、確かに取っつきにくいところはありますが、結論から申し上げれば、哲学は自らを助けてくれるんですよ。自分を、組織を、事業を、守る。…

経営者は「哲学」に親しもう!

実学に役立つ「哲学」 私が発想をしたり物事を考えるうえで、常に重要な背景にあるのが、哲学です。 といっても、人生哲学といったり、経営哲学といった、便利で安直に使用されるものではなく、純粋に学問としての哲学です。 もちろん学問とはいいながら、実…

withコロナの美容室経営 ② ビジョンを策定する

ビジョンとは? 従業員のモチベーションを鼓舞し、一体感を醸成し、その後の戦略策定にぶれることなく確実な方向性を示すもの、それが「ビジョン」です。 こういうコロナ禍においても好業績を挙げ続ける企業は、いずれもこのビジョンがしっかりと策定されて…

withコロナの経営戦略①ペルソナ・マーケティング[その2]

これがペルソナのシナリオだ 前回の続きです。 ペルソナとはどんなものか、巷間言われているペルソナがなぜダメなのか、結論をいう前にまずはペルソナの見本シナリオを掲げましょう。 これが「ペルソナ」です。(※拡大してご覧ください。PCのほうがキレイに…

withコロナの美容室経営 ①ペルソナ・マーケティング[その1]

アフターコロナでサロン経営は激変します。 現在はwithコロナ。すでにパラダイムシフトは始まっています。 どう激変するか? 結論から言えば、次のとおりです。 withコロナで激変したこと。(ということは、そのままアフターコロナにおけるスタンダードにな…

この逆境から受け取るギフトってなんだろうか?!

withコロナの現在、経営者は多くの、そしてビジネスの根本を学んだ、あるいは学びつつあるのではないでしょうか。 まだまだ予断は許されません。政府の政策対応にイライラし、時には悲嘆にくれたとしても、緊急融資などで急場をしのいだ人も多くいると思いま…

分断と自己責任

憲法違反がまかり通る 休業要請に従わないパチンコ店がやり玉に挙がっていますね。 各県の首長が店名を公表してさらし者にする。それを自粛ポリスなる輩が出現して抗議をする。 これって、いくら首長の権限でやっていいとはいっても、はっきり言って憲法違反…

Suzu Masa 厳選! 生涯のおススメ本5冊

本を読まなくなった日本人 いま、SNSでやっている本の紹介バトン。私にはバトンが渡ってきそうもありません。なぜかと問われれば明確には答えられないのですが、確信に近いものがあります(笑) そこで、独りバトン回しで私のおススメ本を紹介してみようと思い…

ポストコロナを見据えたサロンの戦略

ポストコロナ(コロナ後)を見据えた経営・ビジネスとは? オンラインでセミナーを受講しました。非常に啓発されることが多かったので、それに関連したことを書きます。 セミナーの結論を先に言ってしまえば、デジタル社会が今後は一気に加速するということ…

大規模店5つの緊急生き残り策

遅い、ショボい、ポーズだけの経済政策 これで日本政府の方針がはっきりしましたね。 一言で言えば、潰れるものはつぶれてしまえ、そんなところに財源を充てる余裕はないと。なぜなら緊縮財政だから。プライマリーバランス(基礎的財政収支)が大事だからと…

いよいよ生きるか死ぬかの分岐点

まさにハムレット状態 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」 有名なハムレットのセリフです。追い詰められた極限状態でこのセリフがハムレットの口から出てきます。 いよいよ追い詰められて、生きるか死ぬか、その分岐点にさしかかったようです。 緊急…

コロナ後のビジネスシーンを俯瞰してみる

コロナ禍という意味を考える コロナ禍の渦中にあって、コロナ後を考えるなんて、とてもそんな余裕はない。今は生きるか死ぬかの瀬戸際なんだ。そんな悲鳴が聞こえてきそうです。 もちろん、承知しています。事業をたたんでしまうという選択をした人(はたし…

継続するのも撤退するのも、そろそろ決断の時  

日々刻々と政府の方針は変節し、新型コロナの感染者数は増加するばかりです。非常事態宣言の発令を待ってましたとばかりに感染者数が急増。これは非常事態宣言と大幅な自粛要請がまったく感染拡大に効果のないことを証明しているんじゃないでしょうか。私は…

人生と事業のやり直し、最後の手段

頼りにならない国の経済政策 緊急とは名ばかりの時間ばかりがかかる融資。融資実行まで1カ月以上もかかるということです。それにしても借金であることに変わりはありません。コロナ禍がいつ終息するかわからず、安倍首相も記者会見で「戦いは長期戦になる」…

パラダイムシフトを生き残れ

パラダイムシフトです。 そう、自らパラダイムシフトを起こさなければ生き残ってはいけない。そんな内容です。 理由が知りたければ、前回の投稿「コロナ禍によってあなたのビジネスは大激変する!?」をお読みください。 すでにお読みになったという前提で話を…

コロナ禍によってあなたのビジネスは大激変する!?

今回のコロナ禍で、ILO(国際労働機関)は、世界で失業者が2500万人出ると警告しました。先のリーマンショック時では2200万人の失業者が出て、それよりも多いということですから、とんでもない事態だということです。 そして、リーマンショックではサービス…

入るを量りて出ずるを制す

依然終息が見えない新型コロナ禍。 政府の外出自粛要請で理美容室の集客に影響が出ています。 特に当事者の方からうかがった話ですが、ショッピングセンターやスーパーなど複合商業施設にインショップ展開しているケースは相当影響を受けているそうです。人…

なぜあの会社は店長に2000万円もの年収が払えるのか?

あるサロングループのことを書きます。 衝撃的といっていいほどのとてつもない業績を上げているサロンです。 都内有数のビジネス街、繁華街を中心に25店舗、海外に1店舗を展開。売上は前年比でおよそ160%。きわめて順調な右肩上がりの業績を上げています。 …

パンデミック第2フェーズに突入!緊急に取るべき対策の2つ

新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安の連鎖に歯止めがかかりません。ニューヨーク市場の株式の暴落に続き、日経平均株価も大幅に下落し、底無しの様相を呈しています。 中国などアジアが中心の新型コロナ感染が中東や欧米に広がり、WHO(世界保健機…

焦るな、ひるむな、立ち位置に還れ!

引きこもり老人だから見えること 最近、寝つきが悪くて困ります。 からだの具合が悪いとか悩みごとがあるとかではありません。 年寄りは早寝早起きなんて言いますが、私の場合は遅寝遅起き。 サラリーマンやOLのあわただしい出勤風景が過ぎた後、モソッと起…

増税と新型肺炎の影響でドミノ倒産が起こる?

すでに60~90兆円の減少 昨年10月の消費増税に追い打ちをかけた新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、消費が20~30%落ち込んでいるようです。 GDPの6割近くを占める個人消費は現在およそ300兆円ありますが、これが20~30%落ち込むということは60~90兆円…

サロンの真価が問われるとき

どんどん悪い方向へ 消費増税に新型コロナウィルスの感染拡大で、日本経済は2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災をもしのぐほどの景気の落ち込みの可能性を言われています。 不要不急の外出の自粛は理美容室を直撃します。 イベントや催し物の…

計画倒れに終わる残念な2つの理由

本来の主旨とズレ 当業界でも「経営計画」を作成することはすっかり定着した感があります。 私も各社の経営計画書に触れる機会が多いのですが、単純に疑問に思うことが常です。 それは、本来の経営計画の主旨とだいぶズレたものになっていると思うからです。…

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初出掲載:2020 年3 月19 日